浦添ぱいぷらいん

６月３日から４日まで、本部町にあるマリンピアザホテル（元B&G海洋センター）で、２日間の宿泊研修に参加した。
最初、宿泊研修は、酒飲んでわいわい騒ぐだけだから、参加しないでおこうと思ったけれど、ひとつ目的ができたので、参加することにした。
それは、かねてから募集していたPTA新聞の題字を決めること。
当初の目的は、参加者の温かい投票により「綺羅星」という、浦添高校に相応しい名前に決まった。

マリンピアザのマイクロバスで、一路、本部町まで。

３０人近い参加者が乗り合わせていて、出発するときも、人数確認に総務部がせわしく動いていた。
その中で、とりまとめをしているのが、総務部長の安和さん。
流暢でたくみな日本語で、参加者は次第に和んでいった。
食べ終わった弁当の殻を集めて、何をするのかと思えば、安和さん、丁寧にふたと容器と残飯を分け始めた。「こうすると、持ってきたときより、少ない場所ですむでしょ。」
意外と繊細な、安和さんだった。

バスが自動車道に入り、しばらく行くと、私の隣に座っていた小嶺教頭のところに三線がやってきた。

すると、小嶺教頭、三線を取り出し、さらさらと弾きはじめたのでした。
たしか、昨年のPTA新聞第２号で紹介された文化教養講座の中で、三線教室の講師は、小嶺教頭だったはず。
安里やユンタからはじまり、１９の春。私の大好きな「二見情話」まで、さらりと弾きこなして、バスの中は、時間を忘れて、楽しいひと時となった。

ホテルの到着すると、ホテルの好意で、グラスボートで瀬底島の近くまで出かけた。（渡嘉敷村に行ったときに船酔いしたので、今回、私はパス）
見て帰ってきたみなさん、口々に「きれかった。」「普通は船底を覗き込むけど、あの船は、船のそこが降りて行って、海中の中にいるみたいだよ。」
大変感動して帰ってきた。ちょっとだけ心の中で「見ればよかったかな？」

〔研修の話は、次ね〕

夜は、懇親会。
疲れを知らない皆さんは、大いにハッスル。
だけど、自然にハッスルできるような雰囲気になったのは、裏方である総務部のおかげなんだよね。
段取りヨロシク、他己紹介もばっちり。
食事が済んで、カラオケタイムになると、歌っている人を舞台から下ろし、フィーバーする方もおられた。それぐらい、自由に許せる雰囲気だった。

そのあと、ホテルのカラオケルームで、２次会だったけど、25人しか入らないカラオケルームだったので、いっぱいになってしまって、中には、カラオケルームの外で、卓球をやられる方もいた。
羽目をはずしすぎて、大体の方は2時に解散したが、4時過ぎまでカラオケルームにいた方もいたそうな。
だけど、飲みすぎて2日目の研修を欠席した方はいなかった。えらい！
私も1時過ぎには眠くなって、部屋に戻って、風呂入って寝た。

翌朝、目が覚めると、庭に、数人の参加者が予定のグラウンドゴルフを今か今かと待っておられた。
気分も清々しかったので、私もグラウンドゴルフに参加した。
全部で12ホール。朝から、大声で笑いながら、汗をかきかき、終了する頃には、1時間はかかったかな。

朝の食事もおいしかった。


参加して、飲んで騒ぐだけの宿泊研修かと勘違いしたけど、日程プログラムを一つずつ、こなしていくたびに、役員同士の横のつながりががっちりしていくような気持ちにさせられた。